モルフォ人体デッサン 頭の模写練習 Part2
前回の記事の続きです。
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おそらく、喉仏と甲状腺が描かれている教材本なんて、モルフォ人体デッサンのほかにあるのだろうか?
しかも、喉仏から気管を通って、肺まで描かれています。普通の美術系の解剖学の教本では、ありえないです。一般的な美術系の解剖学の教本では体の表面に影響する筋肉や骨などをメインに扱います。このことから、この本が異端であることがわかります。
(肺が描けるようになっても、役に立つかはわかりませんが……)
続いては、表情筋の模写してみました。模写してみての感想は表情筋は頭蓋骨にマスクをつけているようなもだと思いました。こういった模写を練習して思ったことはのちのち、役に立ちます。思いついたら、すぐにメモを取るようにした方がいいです。
モルフォを模写していると、進撃の巨人を思い出します。進撃の巨人の作者の諌山創先生はネットでは絵が下手だといわれていますが、個人的にはかなり上手いと思っています。人体の構造もしっかりと理解されており、構図に関しては、神がかり的に上手です。ただ、非戦闘シーンでは雑に描くときがあり、ネットではそこが言われているのだと思います。逆に戦闘シーンはかなり描き込まれており、熱量が半端ないです。
人体の構造を学ぶ上で進撃の巨人は役立つのではないかとにらんでいます。記憶では進撃の巨人とタイアップして解剖学の本を出していたような気がします。いつかそれを記事にまとめてみようかなと思います。
口の開閉に関する筋肉である咬筋を模写していると、進撃の巨人10巻でライナーの腕に小型の巨人が噛み付いたシーンを思い出します。その後、コニーがナイフで巨人の咬筋を伐って助けるのですが、こういったシーンは筋肉の仕組みを理解してなければ、描けないのではないでしょうか。
首のところの筋肉は覚えていれば簡単です。縄が首元に巻かれいるイメージです。
首を傾けたり、反ったりしています。こういうのがこの本の独自性です。他の本ではこんなにダイナミックに描かれていないです。模写していてとても楽しいです。
頭部はこれで終わりです。次は体幹のなのですが、その前にモルフォ人体デッサンの模写でどれだけ上達したのか、検証する記事を書こうとおもいます。
おまけ
銀玉のあれをおもいだしたので色を塗ってみました。
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