やさしい人物画の模写で絵はどれだけ上達するのか‼
今回はマール社から出版された『やさしい人物画』(A.ルーミス著)を模写したら、どれだけ上達するのか記事にしてみました。
絵の描き方の教本で一番有名な教本といったら、やさしい人物画の名前があがります。
その本を模写していったら、絵は本当に上手くなるのか試してみました。
1.何も見ないで描いた人物画
何も見ない割には上手く描けたのではないでしょうか。
しかし、筋肉の付き方や影の落ち方などに違和感があります。
これから、一週間『やさしい人物画』を模写していってどれだけ上達するか挑戦します。
e-joutatu-rensyu-mosya.hatenablog.com
2.棒人間を描く
『やさしい人物画』の第一章の後半で説明された棒人間です。まずこの方法でだいたいのディティールを決めました。この本の棒人間は普通の棒人間とは違い、肋骨や骨盤が描写されているので、肉付けをしていく作業が非常にスムーズにできました。
e-joutatu-rensyu-mosya.hatenablog.com
3.体をブロック状にする
ここでは、第三章のブロック形、面、遠近法、陰影で説明されたブロック形を使いました。こうすることで、人物の比率や大きさなど感じ取れました。そこから各種のパーツを調整していきました。また、ブロック形にすることにより、複雑な影を単純化して大まかな位置取りができました。
4.体を面として捉える
ここでも同じく第三章の技術で陰影を単純化するために人体を面として考え、描きました。体の陰影は筋肉の付き方によりとても複雑です。やさしい人物画に載っている人体落ちる影を単純化した図を見本にしながら、描きました。
e-joutatu-rensyu-mosya.hatenablog.com
5.完成
第三章の光と影の部分を参考にしながら描きました。光源がどこにあるかをしっかりと決め、影を落ちる位置を決めました。これが、正しいかわかりませんが、それらしくかかけたのではないでしょうか。『やさしい人物画』は鉛筆で描かれた絵が載っているので、デジタルで描くのは向いていないかもしれません。ただ、ページ数は少ないのですが、ペンスケッチも描かれているのでデジタルで描く方はそちらを参考してもいいです。
おまけ比較画像
一週間で結構上達できたのではないでしょうか。立ち姿が一週間前よりも自然に描けました。
実は『やさしい人物画』を全部は模写できていません。今は大体、本の半分くらいを模写し終わった所です。全部、模写し終わったらまた同じような記事を書いて、どれだけ上達するか報告します。
絵の上達のために、模写をこれからも頑張っていきたいです。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。